園庭・環境

園庭

東園の園庭は、約10,000㎡あり、周囲には田んぼや畑が広がり、見通しのよさと自然豊かな情景を兼ね備えた真岡でも他にはない園庭となっております。
こども達ができるだけ自然に触れられることをコンセプトに庭造りを進めています。元々農地のため、築山を2つ造ったり植樹したりして、変化を楽しみながら遊べるように工夫しています。開園当初はまだ小さかった玄関前のサクラを始め、ナラやクヌギ、カシの木も今では大きくなり、木陰で過ごしながら遊べるようになってきました。これからもこども達を見守ってくれる大切な存在です。

芝生

園庭は芝生にしており、春から夏にかけて、戸外遊びも裸足で過ごしています。
芝刈りや石広いなど、手間のかかる部分もありますが、こども達が裸足で走り回っている姿は他には代えがたいものがあると思っています。

ミニ農園

徒歩5分くらいの場所に農園もあるのですが、園庭にこども用の小さな畑もあります。園内と言う遊びの延長上に畑があることで、自分たちで世話をしたり収穫したりすることが日常として行われています。収穫したものが厨房で調理されてお昼ごはんに出てくることは、大人が思っている以上にこどもの心に響くようです。

果樹

サクランボやキウイ、柿などの食べられる木々を園庭にも植えており、その時期になると収穫して食べるなど、日常の延長上に自然体験ができるようにしています。スーパーで見たことしかない果実が園庭に実ったり、干し柿が出来上がっていく姿をみたりすることは、こども達にとっては新鮮な様子です。
果実を使って色染めやジャムづくりなどに遊びが展開していくのも面白そうだなと見守っているところです。

竹林

園の裏手に竹林があります。最近では真岡でもなかなか見ないものになってきました。
春になると毎年顔を出すタケノコ。収穫体験はもちろんのこと、給食になるまでの過程を楽しんだり、と思えば七夕の飾りにも使われて不思議な感じがしたり、教材として工作につかったりと、園にあるからこそ変化を目の当たりにでき、楽しさや驚きを体験できています。
また、キノコの植え付けも行っており、変化という自然の醍醐味を生活のなかで味わっています。

遊具

園には砂場をはじめ、滑り台やブランコ、鉄棒などの基本となる遊具に合わせて様々な遊具を置いています。
遊具を選ぶコンセプトとして、身体を大きく動かせること。普段使わない筋肉や動作をすること。バランス感覚に刺激を与えること。自重を受けて動作すること。このあたりを大切にしており、今後も他との遊具のバランスを考えながら段階的に増やしていく考えです。

砂場

砂場は遊具の王様だと考えており、この場所で育まれる遊びこむ姿や社交性など、社会の縮図のように様々な刺激に満ち溢れています。園内研修で年間を通して砂場について研修や発表するなど、保育の柱として大切にとらえています。
砂場には井戸水を引いており、こども達が水を十分に使って遊べるようにしています。水のある砂場とない砂場では遊びの広がりが雲泥の差です。ドキドキとワクワクが詰まった素敵な時間を体験してきた証拠として、真っ黒な服が戻ってくることもあると思いますが、それを見てにっこりとする皆さんであって欲しいと思っています。

草花

花壇の花は市内の光菅園芸さんに年間を通してお願いしており、その季節に合った花をその時期ごとに持ってきてもらっています。花や葉のみずみずしさは素人の私が見ても一目で違いが分かるほどであり、生命力に溢れ、丁寧に育てられたことがうかがえます。市内造園業者のボランティア活動として園で行いました「花育事業」でお知り合いになり、その時の草花に一目ぼれして以来お願いしております。他にも地域交流を通して知り合えた多くの方々の協力が園環境のいたるところにございます

東園の日常